予約受付開始と同時に新型のRX0 Markⅱ(M2)をポチりました。
もともとRX0を気に入っていたので、この正常進化は楽しみです。発売日を前に私なりに旧型と新型を比較して、購入を決めたポイントをまとめてみます。
旧型も値段が下がったことですし、新型より旧型の方がコスパがいいと感じれば、旧型も検討してもらえると旧型を愛用していた私としてもうれしいです。
変わらないこと
1.0型イメージセンサー
コンパクトなボディに大型センサー。SONYの誇るRXシリーズの画質をこのサイズで実現。小さくても満足しなければ、スマホでいいや。となってしまいますが、このカメラなら納得の高画質。
圧倒的な速射性能
意外と言われていませんが、ポケットから出して電源入れてシャッター切るまでの時間が非常に短いです。レンズのせり出しがないので、電源オンオフが機敏。ポケットから出して3秒で写真が撮れるイメージで、コンパクトなボディが与える圧迫感のなさと合わせて、非常に自然な撮影ができます。
F4.0固定
よくもっと明るいレンズにはできないのか、という批判があるF4.0固定のレンズですが、固定にするならこれより明るいと被写界深度が浅くなりすぎ、ピントが合いにくくなってしまいますが、これより暗いと感度が上がりすぎてしまう可能性が高くなるギリギリの線をついていると思います。
F値は固定でないのが一番ですが、固定するなら絶妙な線だと私は考えています。
コンパクトな充電器
別売りになりますが、アクセサリーキットACC-TRDCJはミニマルな充電器と予備バッテリーのセット。モバイルバッテリーとこれを持ち運べばバッテリーの心配はほぼなくなります。
ちなみに、私の感覚では、スナップ撮影メインだと意外と電池は持ちます。他のカメラより電源のオンオフが速く、電源のつけっぱなしをしないので、電池が持つ気がします。動画メインだと全然印象が違うと思いますのでご注意を。
シューティンググリップ
良くなったこと
自撮りができる液晶
最も驚いたのがこれ。最小限の大きさと重さの変化でチルト式液晶を実現。今まではRX100 MarkⅤで行っていた自撮りが、新型でできるようになりました。
私の中では、
- ふとした時に撮影できるようにカバンの中に入れておく RX0
- こんな写真を撮ろうと意識して持っていく RX100 MarkⅤ
と役割が分かれているので、ふとした時に妻と一緒に写真が撮れるのが嬉しい限りです。二人で自撮りする場合、一人の時よりアングルが非常にシビアになるので、チルト式液晶はいいですね。
最短撮影距離の短縮
これも撮影の幅が広がるいい進化ですね。最短撮影距離が50cmから20cmになって、テーブルフォトとか、ブツ撮りが実用範囲になってきたと思います。
ふとした時にスマホよりキレイに撮れる。いいですね!
瞳AFの進化
AFが速くなったことで撮影までの時間が短くなり、スナップシューターとしての価値が上がりそうですね。
悪くなったこと
重く、大きくなった
- 重さが約110g → 約132g で約22g増加
- 大きさは奥行きが約5mm増加
ここが微妙ですね。案外、RX0は持った時にずっしり詰まった感じの重さを感じるカメラなので、少し気になります。
また、奥行きも普通のカメラと違ってキューブ状で、もとから奥行きがあるタイプなので、ポケットの中では存在感が増しそうです。
気にしないこと
4K動画撮影
新型は4K30pの動画撮影が可能になりましたが、4K動画は取り扱いがめんどくさい(ファイルサイズが大きい、扱う際の処理スペックなど)ので、このカメラで4K動画を撮る必要は私にはないかと考えています。
手ぶれ補正
今回、電子手ぶれ補正が新機能で追加されましたが、ソフトウェア対応の手ぶれ補正は画角を狭めて、その削った部分を活用して(ソフトウエアの演算によりぶれてる部分を計算して)補正しています。
画角が狭くなって動画を撮るなら、ジンバルで物理的に手ぶれ補正ができるが画角の狭いOsmo Pocketの方がいいのではないかと思います。
—–4/14追記—–
軒並みRX0 Mark2は売り切れでお取り寄せですねぇ。。この価格帯のカメラでこれだけ売れるというのはすごいですね。
私は今回、RX0の買い取りをお願いしたMap camera推しです。またその辺りも今後レビューしていきます。